「さよなら私のクラマー」を読む


ちょうどKindleで1巻が無料になっていたので読んでみたらうっかり最新刊まで購入して読んでしまった。高校の女子サッカーマンガです。面白い。新川直司さよなら私のクラマー」。


同じ作者の「四月は君の嘘」もけっこう好きなんですけど、その作者がサッカーものを描いているので本屋でけっこう気になってはいたんですよね。絵柄も好きだし、もうスパイクのディティールとかみてもかなり信頼できる感じではあったので。


簡単にいうと3人の才能あるプレイヤーが凡庸な高校のサッカー部に入部し、強豪校に挑むという話。普通のサッカーものと違って女子サッカーの閉塞感やプレイヤーの孤独感が描かれていて、そこからつながるカタルシス的な展開に目頭が熱くなります。なでしこJAPANの盛り上がり以降の女子サッカーの切実さが身にしみる。


確かに女子がプロリーグで幸せになれるかというと、現実は厳しいのだろうなと思います。せめてJ2並みの扱いだと救われるのですが、現実はJ3くらいなんですかね。そのなかで登場人物が背負っている使命感も切なくなります。


勝敗についてはマガジンっぽい展開ではありますね。「あひるの空」とか、ちょっと古いけど「オフサイド」とかの感じね。といいつつもジャンプ的なヒーロー要素もあって、心奪われる展開…。最新刊まで一気見してしまったのでかなり飢餓状態になってます。はやく続きを!




小沢健二「ある光」

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小沢健二が大阪のFM802とFMCOCOLOにやってきて1日FMラジオをハシゴ出演するというのを聞いていて、翌日から新曲「アルペジオ」を配信するというの発表していて、翌日にそれを買ってみて聴いてみている。ゆったりとしたいい曲。軽快なリズムにギターとオルガンとトランペット。途中で挟まれる男性と女性のポエトリーリーディング的なラップも心地いい。




この曲は映画化される「リバーズ・エッジ」の主題歌になってるらしく、おそらくこの語りはその主演二人のものだろうと思う。主題歌というにはイメージが違うんだけど、物語の外側を流れていたり、物語の続きに流れたりするバックグラウンドミュージックだと思えば、地続きになっている平和な日常の暮らしの感じがあっていい。


同時に過去作「ある光」も配信開始するということで、こっちのほうが大きいニュースかもしれないですね。1997年に8cmシングルCDで発売されたこの曲は半ばプレミア化してたものです。今Amazonでみたら中古で8500円だった。


ある光

ある光


自分はたぶん小沢健二の曲だとこれが一番好きな気がします。この曲が流れるといつでも手をとめて、聴き入ってしまう。

この線路を降りたら赤に青に黄に
願いは放たれるのか?
今そんなことばかり考えてる
なぐさめてしまわずに


このフレーズだけで、何か生きることの真理を叩きつけられている気がするんですよね。自分ではどうやったってこんなこと言えないなと思いながらも同じ時代にこういうことを言ってくれる人がいてよかったな、と思ってます。大袈裟ですか。






LIFE

LIFE

流動体について

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我ら、時?通常版

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小沢健二の帰還

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アシックスのGEL-KAYANO23(SW)を買った

[アシックス] ランニングシューズ GEL-KAYANO 23-Super Wide TJG944(17春夏モデル) 990オレンジ/ブラック 25.0



足裏痛がひどくてなかなか走れなくなったのですが、最近またウォーキングから再開してみようという気になり、歩き始めたのですが…。15分ほど歩いただけで両足裏に激痛が発生してしまい、これは何かヤバいのではないか…と思い原因を考えたところ、このランニングシューズが良くないのでは?という結論にいたりました。


試しに普段履いているスニーカー(オールスターやスケーター系のスニーカー)で30分ほどピッチをあげて歩いてみたのですが、これだと足裏が痛くならない。


sasakilog.hatenablog.com


使ってたのは↑コレでけっこういいものなんですけど、これを履いてるときのフォームがマズいのではないかと思いはじめました。たぶんこれ履いてるとき足裏の接地から蹴り出しの流れに問題があり足裏痛に至っていると仮定し、「陸王」でおなじみの裸足感覚、ミッドフット着地的なフォームへの矯正が必要なのでは…?と思いつつベアフット系のシューズを物色することに。



で、↑これが値段も手頃だし良さそうだなと思って注文してみたのですが…。いざ届いたシューズを履いてみると、足が入らない…。足の長さ的には問題ないのですが、自分の足の幅広甲高っぷりを舐めてました。そういえばむかしスポーツショップでランニングシューズを探してるときに「これもダメ…これもダメ…」というやりとりを繰り返して、結局2種類しか選択肢がなくなったのを思い出しましたね。


このメレルのシューズは惜しみつつ返品したのですが、新たに「このアシックスのシューズも小さいんじゃないか…?」という疑念が生まれます。サイズ感を意識しながら履くと…小さい…。これかなり窮屈です…。足先も詰まって足指がひろげられないし、足の甲もかなり抑えつけられている…。これは…ダメだ…。とりあえずベアフット云々は忘れて、今度は幅広甲高タイプのシューズを物色します。


で、結局のところ購入したのは同じアシックスの次のモデル、GEL-KAYANO23のSWタイプ。そう、Super-Wideタイプです。ちなみに最新はKAYANO24なんですけど、旧モデルで値下げされていたのでKAYANO23にしました。届いて履いてみるとサイズ感はばっちり。窮屈さ皆無。




実際に履いてウォーキングしてみたところ、足裏痛は起こりませんでした。ただちょっとジョグを挟むと足裏に嫌な感触もあるんですよね…。もうちょっと何か必要な感じです。次は5本指ソックスとインナーソール交換を検討中。もちろんしばらく走っていないので足裏の筋肉もついていけてないというのもあると思うんですよね。


そういえばアシックスのストアで足の形状測定してくれるところがあったな…。それにもいってみるか…。