「コクリコ坂から」をみた

「風立ちぬ」が公開されたこのタイミングで、というわけでもないのですが
ポニョ以来ジブリ映画みてないような気もするので、録画してた「コクリコ坂から」からみました。
ゲド戦記はむかしDVD借りたものの、みないで返した気もする…。

で、「コクリコ坂から」は個人的にはとても好きな映画でした。
オープニングの朝食までのシークエンスとか、カルチェラタンのあの感じ。
コロッケを買うあの商店街の感じとか、後々じんわりくる情景でした。

脚本もいちいち気が利いてるのは宮崎駿だからでしょうか。
エンディングの盛り上げの語り口はちょっと物足りない気もしたけれど
そこはあんまり関係ないかな。
メルの母がメルの質問に対して「会ってみたい」って答えるところが、なんかよかった。

なんかこれみて、稲村ジェーンみたいだなって思ったんですよね。
海があって、あの時代でってところもあるんですけど
むかし稲村ジェーンみたときの感触を思い出しました。

あと、これ音楽が久石譲じゃないんだなっていうのも思いました。
久石譲だとまた違う感触だったのかもしれません。

個人的なところでいうとジブリ映画TOP5に入りそう。
多分見る人を選ぶところもあると思いますが
みてない人はみるといいと思いました。