江口寿史「江口寿史の正直日記」

江口寿史の正直日記 (河出文庫)

言っとくけど、いっぺんに読もうとしないでな。
これはクズの日記だからな。
まとめて読むとうつるからクズが。
毎晩寝る前にでもチビチビ読んでな。
そうして、「あー、俺よりクズがいるなぁ」と安心して眠りにつけな。
(著者あとがき)


江口寿史の新刊「江口寿史の正直日記」を読みました。
といっても2005年に単行本で出たやつの文庫版なのですが。
前のやつを読んでなかったし、書き下ろしもあるので購入。
(Webの日記は割と読んでたほう)


99〜02年までの日記なので、当時の状況を思い出しながら
読むのはなかなか楽しいです。
内容は著者を理解している人であれば、意外性は全くない、
ありのままの先ちゃん。


きっとほんとにクズなんだろうなあ。
でも好き。


書き下ろしの「金沢日記2」の最終ページの見開きが爽やかすぎて泣けた。





江口寿史の正直日記

江口寿史の正直日記