今週読んだ本(2/1)

プチ鹿島「教養としてのプロレス」


教養としてのプロレス (双葉新書)


著者がいくつかの媒体に発表したプロレス記事をまとめた本。
「プロレス」という「物の見方」についての本、という感じです。
一見、プロレスの歴史とか知識本にみえますが、ちょっと違いますね。


映画「バットマン」をひきあいにだして、
ティム・バートン版=昭和の新日。
ジョエル・シュマッカー版=昭和の全日。
クリストファー・ノーラン版=UWF?
というのがかなりしっくりきた。


歴史としてのプロレスが知りたい人は、この本の前に何か一冊
読んでおくとよさそう。

今はYouTubeとかでもいろいろみれて便利だなあ。

柳広司ジョーカー・ゲーム


ジョーカー・ゲーム (角川文庫)


こないだのKindleセールで買ったやつをよみました。
戦前日本のスパイ機関のはなし。
「D機関」まわりの短編5本で構成されてます。
通勤中に読むのにちょうどいい長さ。


タイトルになってる、1本目の「ジョーカー・ゲーム」が面白かった。
全体的に結城の超人ぶりが発揮されてます。
というか全編渡って登場してるのは結城だけか…。


「マスター・キートン」みたいな感じの読後感です。
シリーズ作も読んでみようかな。




ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)