角張渉「衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには」

衣・食・住・音  音楽仕事を続けて生きるには


インディーレーベルのカクバリズム主宰の角張渉カクバリズムでの音楽仕事について語った本。なかなか書店で見かけなかったけどようやく見つけて読みました。なんとなくお店で買いたい本だった。


カクバリズムYOUR SONG IS GOODの7インチレコードのリリースからはじまった日本のインディーレーベル。SAKEROCKceroとか自分の好きなミュージシャンばかり揃っていて、レーベル買い推奨。


当時はユアソンとかサケロックのライブにいくと、ワンマンじゃなくても角張渉氏がいて、もはや会場の一部の風景になってましたね。ミュージシャンとの距離がとても近くて、作品リリースのコメントも熱がすごくて好きでした。今も。


レーベル立ち上げ前から今に至るまでのいろいろなことが書かれていて興味深く読みました。自分自身このレーベルを追っかけてるので、当時のことをいろいろ考えながら読みました。そういう人には面白い本だし、当時の一部シーンの熱が垣間見えるので、前にあったスリッツの本みたいな感じもありますね。量多いけど。


僕はこのレーベルの「衣食住+音楽」というコンセプトが好きなんですが、まさにこのコンセプトを体現している氏に感謝しています。


好きな人は読むといい。




衣・食・住・音  音楽仕事を続けて生きるには

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