「イオンモール feat. カクマクシャカ」DOTAMA

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全国各地の例に漏れず、我が家の近くにも数年前にイオンモールができて、最低でも週2回くらいは足を運んでいる気がします。夜は遅くまでやってるし、映画館も本屋もある。子供向けのイベントもやってるし、ファストフードもポケストップも雑貨屋もあって、結局のところ便利。自分のところは徒歩でいける距離なので感覚はちょっと違うのかもしれないのですが、わりと日本人の原風景の一部になりつつありますよねイオンモール



DOTAMAのアルバムに入ってる「イオンモール」を聞いて、そこにある寂しさとか切なさがもう一般化されてるのだなあと思うと、原風景の仕上げに必要なノスタルジーすらもすでに醸し出しているのだなあと思います。この曲はなんかいいんですよね、寂しくて。DOTAMAはクセが強すぎて、MCバトルは面白いんだけど、音源もエモーショナルなぶん、聞いてて疲れる印象があります。トラックとラップがちぐはぐで、自分のすきなヒップホップとは違うな…と思っていたのですが、この曲でちょっと印象変わったところあります。


だからといってイオンモールでこの曲を聴く、いわゆる「打ちにいく」的なことはちょっと違うかもなあ。なんかこう、イオンモールから帰ってきたり、外からイオンモールを考えるような感じ。それってやっぱりイオンモールを楽しいと感じてて、そこではあまりそれに対しての客観的な寂しさを感じたくないからなのでしょうか。




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