底の知れない万博記念公園
今年も12月となり、イルミネーションとプロジェクションマッピングをやってる万博記念公園にいってきました。あいかわらず寒い…。なんだかんだいって月イチペースで万博記念公園きてるような気がします。最近は子供がむしょうにいきたがります。
関西に17年ほど住んでるわけですが、万博記念公園に頻繁にいくようになったのは子供が産まれてからですね。最初のほうは、入り口から入って太陽の塔みてお祭り広場から東大路を流して帰るくらいの感じ。それでも広いなあなんて思ってたんですけど、行くたびに「こっちにはまだこれがあるのか…」という具合に広さの認識が更新されていきますね。今でも。
お祭り広場や東大路まわりはやっぱりいろんなイベントがやってるだけあっていつも人が多いですね。ピクニックしてる人も多いし、花見シーズンはここらへんが盛り上がってます。夜桜ライトアップや12月のイルミナイトもここらへんがメインエリアですね。まさに万博記念公園の顔。公園に集う大学生なんかはこのへんしか知らない可能性もあります。
そんなメインエリアを外して、いつもと違う方向にいってみようと進んだのがもみじ川広場付近。このあたりは広い芝生エリアで、開放感がすごい。上の写真はそのあたりから太陽の塔方面を撮影したものです。ここのエリアを認識したときは、そういえばつくばの万博記念公園もこんなだったな…という余裕ある感じもあったんですけど、その後も広さの認識を改める瞬間に何度も遭遇します。
初心者にはまず「森のトレイン」をおすすめします。子供と一緒に乗る感じの公園内周遊バス(鉄道のように客車が連結してる)で、これに乗って公園内をまわると名所紹介をしながら進んでくれます。そして公園のスケール感もよくわかります。バス停がいくつかあるので公園内の移動手段としてもおすすめなのですが、トレインが満員だと乗れないので始発から往路のみ使うのがいいですね。あと夏季冬季は運行中止してるので注意。このトレインに乗って知った西大路のプラタナス並木が個人的には一番好きなところです。
あとは日本庭園。入場チケットには「自然文化園・日本庭園」とあるのですが、ながらくここにも行ったことがありませんでした。お祭り広場を北方向に歩いてバラ園をこえると入り口があります。中はまさに日本庭園なんですけど、とにかくここも広い。広すぎてまだ半分くらいしか歩いていないですね。たぶん公園全体の1/3はある広さ。ここまでくると公園のピクニック感はないですね。売店でコイの餌を買って池のコイにあげるのが楽しいです。紅葉とかもきれい。
で、こないだはじめっていったのが国立民俗学博物館。ここはかなりの時間泥棒…。世界各国の人の暮らしがよくわかる展示で、まあここの中も広い。足早にみても3時間は必要。だいたい公園に遊びにいこうとしてる時点でここの存在は頭の中にないですしね。
子供が最近すごい好きなのが自然観察学習館。子供向けに公園内の生態を展示、説明してるこじんまりした施設なんですけど、この中にあるスタンプラリー的な「生きものミニ図鑑」を毎回つくるのが楽しいらしい。あとここに展示されているハリガネムシがすごい好きらしいです。この施設は休憩できるホールもあるので、けっこう穴場ではありますね。
ここまで書いててもぜんぜん書ききれないですね。ソラード、足湯、子供向けの遊具公園、自転車ひろば、ボート乗り場、休憩室などいろんな施設があっていろんな道があります。こんだけあると元気なうちに全ての道を歩ききれるのだろうか…という気持ちにもなりますね。いついってもいろんな発見があります。
いつもは阪急で南茨木からモノレールに乗り換えていくのですが、南茨木の阪急オアシスというスーパーでお弁当や惣菜を買っていくのがまあまあおすすめです。モノレールの万博記念公園駅にはセブンイレブンもあるのですが、イベントや季節によってはかなり混み合ってしまいますし、EXPOCITYのスーパーまで歩くのも面倒なので。書いてて思い出したけど、このららぽーとEXPO CITYの影響もけっこうあるんですよね。公園は17時までなのですが、そこからEXPO CITYに移動して休憩や買い物して帰るのが最近のルート…。
スケールが大きいだけになかなか書き尽くせないですね。たまに近くに住みたいなあとか思うこともあるくらい好きな公園ですが、いつも園内を歩いていると、この中で迷子になって力尽きた人がいてもおかしくないな…とか思ってしまいます。
そういばこれだけ遊びにいっててEXPO70パビリオンとかまだいったことないんですよね。まだまだだわ。
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2017年のJリーグ
今年は5歳の息子が京都サンガのエスコートキッズをしたことをきっかけにJリーグをよく見にいきました。よくよく数えたら全部で11戦見に行ってておどろいた。後半戦からだからそんなにいってない気がしてました。
けっこうおもしろいなーなんつって、すぐに元とれるってことでファンクラブに入ったりしたんですけど、家族で飽きる前にたくさんみておこうという貧乏根性のもと、結局シーズン最後まで楽しみました。
最初はバックスタンドで座ってじっくり観戦してたけど、あっちのほうが面白そうだってことでどんどんゴール裏に移動。週末はスタジアムかDAZNかという生活のもと、アウェイゲームに遠征したり、帰省したときに地元のクラブを応援しにいったりする具合。
数年前からJ3に地元のグルージャ盛岡が加わったことで、ちょくちょくいろんなクラブのHPをみてたんですけどなかなか試合に足を運ぶまでは及びませんでした。子供にはいろんなプロスポーツをみせておこうと地元にクラブのあるバスケットボールは見せていて、サッカーも見せておこうと思っていたんですけど、興味をもつかどうかというところではトップリーグのほうがいいんじゃないかと迷ってたところはありました。
で、天皇杯とかみにいこうと思ってたんですけど寒くて断念したりしてるうちに、春になり市民デーで京都サンガのエスコートキッズに参加する機会に恵まれたわけです。最初にJ2をみせてしまった!という気持ちからすぐに吹田スタジアムにいってガンバ大阪をみたりもしましたね。あんなに近くみえたのに歩くと遠かった。サンガ、ガンバ、ヴィッセル、セレッソと関西4チームの試合はコンプリートできてよかった。
J1を2試合、J2を8試合、J3を1試合みたわけですが、特定のチームのサポーターをするわけでもなく1部から3部までゴール裏を体験できたのはよかった。もうだいたいゴール裏観戦でいいくらいの感じになってきました。だんだん観戦慣れしてきたけど、いまだにレプリカユニフォームは持っていなくて、そこの一線はあるかな。
もともと小中はサッカーをしていたし、学生の頃にはじまったJリーグは清水エスパルスのホームゲームでバイトしたりもしてました。何気にニュースをみて、優勝争いや降格、昇格争いはわりと把握してたくらいの興味の持ち方でした。観戦は野球ばっかりだったけど、Jリーグもおもしろいものだった。最終的にはフロンターレ優勝に涙ぐむ始末。
負けてるだの弱いでのいろいろ言われても、やっぱり住んでるところにクラブがあるというのはいろいろ幸せかもしれないです。週末にフットボールがあるとちょっと楽しかった。来年もいろいろいけるかなとは思っていますが、シーズン始まるまでに飽きがこないともかぎらない。とりあえず来年のファンクラブをどうするかと思いながら、子供は京都サンガのアカデミーに通っています。
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カクバリズム特集のロック画報28
カクバリズム特集のロック画報がでているので読みました。結果としてずっとカクバリズムを追っかけてる自分からするととてもいい本だったので、そういう人はほんとに買ったほうがいいやつです。
カクバリズムは2002年から続く音楽レーベルで、YOUR SONG IS GOOD、SAKEROCK、cero、スカートなどのアーティストの先品をリリースしたり、マネージメントしたりしています。ジャンルに偏らず、いい音楽がそろってる。
この本はそういったアーティストやレーベル主宰の角張渉氏のインタビュー、ディスコグラフィーや関係者コラムが多数掲載されています。そしてレア音源満載のサンプラーCDが付録についてます。ちょっと高いけど。
レーベルを知らずに買ったMU-STARSの7インチから、好きになるバンドがカクバリズム所属だったり、好きなアーティストがカクバリズムに入ったりして、自分の好みと時代にシンクロしているレーベル。ライブにいくとだいたい角張氏がうろうろしてたりして、とても近い(そして軽い)感じが好きです。
最近だとNHKのバナナゼロミュージックにユアソンや在日ファンクのメンバーがでてたり、モヤさまのED曲とかによくカクバリズム関連のアーティスト曲が使われてますね。特にユアソンやSAKEROCKの曲はインストなのでいろんなTV番組でよく耳にするので知らずに聞いている人も多いと思います。
カクバリズムは今年で15周年。いろいろイベントもしてますが、この本のCDみたいなレーベルサンプラーが普通にもっとほしいところ。MU-STARSのMOVE ON NAPとかすごいうれしいです。最初はほんとに7インチ専門レーベルみたいになってたしなあ。
ともあれ15周年おめでとうございます。
ロック画報 特集カクバリズム (ele-king books)
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