自分が選ぶスピッツの4曲(30周年)

CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(期間限定盤)[3CD]


今年はどうやらスピッツの結成30周年ということで3枚組のベスト盤がでたりするなどいろんな動きがあるようです。新しいアルバム「醒めない」も7/27にでるとのこと。最近のはそんなに聴いていないのですが、個人的に好きな曲をまとめておきます。聴いてみてください。偏ってますけど。

惑星のかけら


3rdアルバム「惑星のかけら」の1曲目。「骨の髄まで愛してよ 僕に傷ついてよ」というフレーズが強烈すぎました。ラウドなイントロに続いて変態的な視点で心情が語られるんですけど、それこそが草野マサムネの真骨頂。人間のドロドロした部分が夢のようにポップに昇華していく様がちょっと狂ってます。


スピッツの曲はだいたい君と僕という2者しかでてこない。「僕」側のいきすぎたストーカーチックな妄想が甘美に閉じ込められていて、その危ういところが好きだったりします。


日なたの窓に憧れて


これもアルバム「惑星のかけら」から。恋に落ちて盲目になる瞬間をこれほど歌っている歌を知らない。「君が世界だと気づいた日から 胸の大地はまわりはじめた」という、他のすべてを否定するパンチライン。「君」の絶対感が凄すぎて、これはもうゴスペルですよ。最高の妄想片想いソング。


運命の人


「フェイクファー」に収録。「でもさ 君は運命の人だから 強く手を握るよ」という歌詞が屈託なくていい。「人生の意味がわかった」ところでこの歌詞に続くんですけど、このちょっと視点が変わっているところも好き。サビの「I need you」のところは裏読みしたくなるくらいのストレートさなんだけど、それが気持ちいい。


「フェイクファー」は「惑星のかけら」に並んで好きなアルバムなのですが、この2枚は似てるけど違う、違うけど似てる、という不思議な印象です。




スピカ

シングル「楓」のカップリング。なんかCMの曲にもなったんだっけな。妄想の中に現実が入ってきた綻びをなんとかしようという曲に聴こえます。盲目状態から素に戻りつつも「幸せは途切れながらも続くのです」という宣誓が力強いんだけども、諦めのように聴こえるところもあって、それはそれで達観したポジティブさがあっていい。






もちろん「青い車」とか「ロビンソン」とかもいいんですけどね。草野マサムネの歌詞から垣間見える変態的な個人的欲求がにじみでているこういった曲が好きです。「ロビンソン」の「誰もさわれない2人だけの国」とかサラっとロマンチックに(聴こえるように)歌ったりしてますけど、実際の妄想はこういうことだと。性的メタファーがいきすぎて逆に綺麗に思える世界。




CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection(通常盤)

CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection(通常盤)

醒めない(通常盤)

醒めない(通常盤)

フェイクファー

フェイクファー

惑星のかけら

惑星のかけら

「メンズビオレ泡タイプ洗顔」のいいところ

メンズビオレ 泡タイプ洗顔 本体 150ml


しばらく前から「メンズビオレ泡タイプ洗顔」を使っています。2回の詰め替えを経て、自分的定番アイテムになりました。こういうアイテムには頓着しないタイプなのですが、これはいいものです。


自分はジレットのT字カミソリで髭を毎朝剃ります。電気のは買ったことないんですけど、たまに実家で兄弟のを使うと肌を押したときのザラザラ感が残ってスッキリしないので、ずっとT字カミソリ派。ブランドは断然ジレットですね。シックや貝印のとは格が違う印象です。貪欲に機能追加していくところも好き。


で、T字カミソリで髭剃るのにはシェービングフォームとかジェルが必要になるんですけども、ちょうど洗顔フォームとシェービングジェルが一緒になくなるタイミングがあって、そのときに目に止まったのがこの「メンズビオレ泡タイプ洗顔」。これパッケージにもあるように「シェービングにも使える」というところが最高に便利なんです。2in1的に使えて置き場所もコンパクトになりますし。


で、こう本体をプッシュすると「泡」がでてくるわけです。今までは洗顔フォームを使っていて、顔を洗う時は洗顔フォームを泡立てる必要があったのですが、それが省略できるようになって便利。あと、シェービングジェルは剃り終わった後のベトベト感が若干不快だったんですよね。ほんとはフォーム(泡)がベストだったので、もってこいです。


唯一欠点があるとすれば「持ち運べない」ことくらいでしょうか。洗顔フォームとかシェービングジェルはチューブ容器なので持ち運びしやすいので。携帯タイプの容器があるといいなあ。


ということで、大半のかたはすでに知ってるよというものではあると思いますが、おすすめです。



メンズビオレ 泡タイプオイルクリア洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプオイルクリア洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプ洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプ洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプ薬用アクネケア洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプ薬用アクネケア洗顔 本体 150ml

メンズビオレ 泡タイプ洗顔 つめかえ

メンズビオレ 泡タイプ洗顔 つめかえ

メンズビオレ 泡タイプオイルクリア洗顔 つめかえ

メンズビオレ 泡タイプオイルクリア洗顔 つめかえ

「SRサイタマノラッパー~マイクの細道」

SR サイタマノラッパー~マイクの細道~ Blu-ray BOX




ドラマ「SRサイタマノラッパー~マイクの細道~」を最終回までみました。序盤はちょっとユルく、中盤はギャグ、終盤でそれぞれのいろんな思いを回収しながらの日常に戻る幕引きに心動かされました。


青森県大間から川崎までの道中、クラブチッタでの煌めきとクレジット後のラストシーンまで、映画から彼らを見守ってきたものとしてはほんとに、幸せな旅を送れてよかったという気持ちです。最後も彼ららしい。


IKKUには「妹の結婚式」、MIGHTYには「過去の精算」といった乗り越えるべき課題が用意されていくなかで、自分がグっときてたのはTOMでした。あの竹田寺でIKKUを掴んで悲しく睨むシーンとかほんとによかった。MIGHTYに対して溜まってたものをぶちまかすところもよかった。いい人だけどスキルも夢も足りない、そんなTOMこそがSHO-GUNGなのだと思うことしばしば。一作目のラストシーン、TOMがIKKUを振り向くところ、「もう1回やろう」と再起した瞬間に立ち会った身としては、TOMの立ち回りが気になっていたのですが、一人前のキャラ立ちが嬉しかったです。


チッタでスポットライトを浴びた後、フクヤの駅で3人がフリースタイルするところは、また3人でフリースタイルできてよかったなという気持ちに包まれました。一作目の軽トラの別れシーン、ラストシーン、三作目の留置場でのフリースタイルと分断と対話を重ねた三人の着地点として、終わるけど終わりたくないという雰囲気を感じつつもあっさり離れる三人が清々しかった。


最後のIKKUと千夏が再開するところ。再びあのシーン。あそこでIKKUが同じことしてたのが、一周して成長したってことなんじゃないのかなとしみじみ思いました。周回遅れからの集大成。


あと、ライブ会場にきてた極悪鳥の人。あの人ってMIGHTYにMCバトルに買ったらライブだしてやるっていった人だと思うんですけど、あそこもモヤモヤしてたからよかった。ひどい扱いを受けても極悪鳥とヒップホップに心酔していたMIGHTYが救われた感じもある。妹もよかった。

でも、これを人に薦めるかというとそれは別の話。これを書きながら「浅草キッド」を聴いています。




SR サイタマノラッパー~マイクの細道~ DVD-BOX

SR サイタマノラッパー~マイクの細道~ DVD-BOX

SR サイタマノラッパー

SR サイタマノラッパー

サイタマノラッパー オリジナルサウンドトラック

サイタマノラッパー オリジナルサウンドトラック